結構人気な…s-projectが贈る漫画の名セリフに学ぶシリーズです
本日は『ばらかもん』からです
皆さん…この漫画知っていますか?
アニメにもなっていますし…
最近ドラマ化されてまます
ざっくりあらすじは…
書道家である主人公の半田清舟は、自身の作品の受賞パーティにて展示館の館長に「型にはまった、賞のための字」「実につまらん字」とその作品をこき下ろされ、思わず館長を殴ってしまう
頭を冷やすために、とある離島で暮らすことにした半田
島民との触れ合いの中でさまざまなことを学んでいき、これまで以上に作品作りに励んでいく
といったかんじの漫画です
そんな彼の気分転換にと、島の子どもが新船の船出の際に行われる餅拾いへと誘いますが、経験がない彼は、なかなか餅が拾えません
元々落ち込んでいたところに、餅拾いまでうまくできず、「何をやってもうまくいかない」とさらに落ち込む半田
どんどんマイナス思考になり、挙句の果てには書道をやめようかとまで思いつめてしまいます
そんなとき、餅拾いの達人であるヨボヨボのおばあちゃん、ヤスばが登場
ヤスばは上ばかり見ている清を諭し、「ゆっくり待って地面に落ちたっば取っとよ」、「下ば見っとよ チャンスは意外にも下に落ちちょるけんね」とアドバイス
ヤスばは地面に落ちた餅を拾い続け、毎年大量の餅をゲットしてる
清は思わずヤスばに、「それでも取れなかったらどうすればいい? 誰かオレより上手い奴がいてどうしても餅を拾えなかったら」と聞く…
すると……
人に取られたものを欲しがる必要はなか 諦める必要もなか
譲ってやって もっと大きな餅ば拾え
結果が出なくて落ち込み、自分なんて……と自己否定の沼にはまり、どうしていいかわからなかった清に、ヤスばはこう答える
ヤスばは上ばかり見ている清を諭し、「ゆっくり待って地面に落ちたっば取っとよ」、「下ば見っとよ チャンスは意外にも下に落ちちょるけんね」とアドバイス
ヤスばは地面に落ちた餅を拾い続け、毎年大量の餅をゲットしていたのです。
清は思わずヤスばに、「それでも取れなかったらどうすればいい? 誰かオレより上手い奴がいてどうしても餅を拾えなかったら」と聞く…
だれだって成功したい…
うまくいかないと落ち込むし、他人に抜かれると焦る。そこでがんばろう!ってなれればいいんだけど、そうもいかなくて、「やめちゃえば楽だよなぁ」なんて思ったりもします
ジタバタするのはみっともないし、きっぱり諦めた方がカッコイイ
一番になれないんならそこが自分の限界だ
自分自身に見切りをつければ、それ以上がんばらなくていいし、競わなくていいし、第一に傷つかずに済む
同期が出世した、同級生で社会的に成功したヤツがいる
そういう人を目の当たりにすると、自分はこのままでいいのかなって焦る
で、追いつこうとがんばるより、自分は無理だって諦める方が楽だ…
だってもう戦わなくていいんだから
その時ヤス婆は…
笑顔で言う「どうぞお先に」
でもそうやって自己否定をし続けても、なににもならない
いつかどこかで前を向かなきゃいけない時期がやってくる
そんなとき…
「チクショウ」とか「あいつばっかりズルい」とかって気持ちに押しつぶされず、笑顔で「どうぞお先に」と言える人間でありたいと思います。
足元に目を向けたらたくさんチャンスが転がってるかもしれないし、いま前を歩いている人の足を引っ張ったり追いかけたりしても、幸せになるとは限らない
遅れをとったと思ったら、「どうぞお先に」とまずはその人たちに先に入ってもらって、自分のペースで少しずつ進んでいく
そんな考え方が大事なんです
だれだって1番早く頂点に立ちたいだろうけど、最短最速が常に「正しい」わけではない
焦らず、抜かされたら「どうぞお先に」と言って、自分のペースで前に進み続けるような人間でいたいものだ