お子様にピッタリな塾・家庭教師選び


2017.08.18

コラム家庭教師

保護者様が悩む塾選び。お子様に最適な塾はどこ?

 
現在、ほとんどのお子様が塾や家庭教師を利用しています。2014年の統計によると、学習塾の事業所数は全国で35213だそうです。各都道府県に749カ所も学習塾が存在することになります。
 
そして学習塾を利用しているお子様の数は全国で374万人に上ります!いやー凄い数ですね。
 
これだけ多くのお子様が利用している現状を見ると、塾や家庭教師が『第二の学校』と呼ばれるのも納得です。しかしこれだけ数が多いと選択肢があり過ぎて、どこにお子様を通わせればいいのかと悩む保護者様もいらっしゃるかと思います。
 
今回は少し変わった角度からおススメの学習塾・家庭教師をご紹介していきたいと思います。
 

学習塾はどこを選べばいい?~進学塾と復習塾~

 

 
まず塾には大きく分けて2つのタイプがあります。みなさんはご存知でしょうか。
 
学校で習ってきたことの復習を中心とする補習塾高校受験に向けた勉強を中心とする進学塾です。
 
多くの補習塾は規模が小さく個人経営がほとんどです。生徒さんの数も少なめです。対して進学塾は大手で規模が大きく、生徒さんは多数在籍しています。
 
最近では進学塾の数が圧倒的に多くなってきました。それはなぜでしょう。
 
規模の小さい塾は、お子様の学力に合わせて教育計画を立て、テストを作成する場合がほとんどですので、お子様一人にかける時間を多く取ります。
 
対して大手進学塾では広い教室にお子様を集め、予め作成されているテキストやカリキュラムで授業を進めていきますので、復習塾に比べてお子様一人にかける時間を減少させることが可能です。
 
その分、大手進学塾は広報活動に時間をかけることができるので、広く生徒さんを集められるわけです。
生徒さん一人ひとりに多くの時間をかける復習塾では、進学塾の広報活動に対抗することが難しい。これが進学塾の数が増えた理由の一つだと考えられます。現在、規模の小さな塾はどんどん淘汰されていっているのが現状です。
 

規模の小さな復習塾のメリット
規模が小さい塾のメリットは生徒さん一人ひとりの学習の進み具合に合わせて授業を進められる事でしょう。大手と違い小回りが利く分、柔軟な対応が可能です。

 

規模の大きい進学塾のメリット
規模の大きな進学塾のメリットは実績のあるオリジナルテキストや問題集を用いて授業を進められる事でしょう。小規模の塾と違い柔軟な対応は難しいですが、万人にとって分かりやすい教材を使用することができます。

 
それぞれメリットが異なるので、ここが良いと簡単には判断がつきません。では私の個人的見解を述べていきたいと思います。
 

最大公約数に合わせた授業と塾内競争の賛否

 
補習塾でも進学塾でもそれぞれの生徒さんの最大公約人数に合わせて授業が進められています。ですから、塾でも授業についていけない生徒さんが出てきますし、塾の授業でも物足りない生徒さんも出てきてしまいます。
 
こういった生徒さんが一定数出てしまうのは避けられない問題です。重要なのはこれらの生徒さんの数を限りなく減らすことだと思います。
 
では各塾はどのような対策を講じているのでしょう。
 

小規模の塾:生徒さん一人ひとりの理解度に合わせて授業スピードを調整
大手進学塾:特進クラスなどを設けて生徒さんを割り振って調整

 
こんなところでしょうか。全ての学習塾の対応を知っているわけではないので推察になってしまいますが、多くの学習塾ではこのような対応を取っていると思います。大手進学塾の場合、どうしても生徒さんの数が多いので対応が大味になってしまうのがデメリットでしょうか。
 
加えて、私には大手進学塾に於いてもう一つの懸念があると考えています。それは塾内の競争についてです。
 
塾内の競争自体は悪い事ではありません。良きライバルを見つけ、切磋琢磨することで周囲が想像している以上の成績を残す生徒さんも少なくありません。S-PROJECTでは成績の競争を推進しています。
 
しかし、テストごとの得点によるクラス編成などがある塾などは、果たして生徒さんの感情を考慮しているのか疑問です。もしも、ずっと特進クラスで授業を受けていたのに、一回のテストの成績が悪かったのを理由に下のクラスに異動したとしたら、思春期の生徒さんにとって心理的に辛いと思います。
 
学校の補習をするつもりで入塾した生徒さんにとっては勉強に対しての苦手意識が芽生えてしまうきっかけになる恐れすらあります。一度苦手意識が芽生えてしまうと、自信を付けさせるのは長い時間を要します。
 
塾選びにおいて、塾で勉強してどうなりたいのか(成績向上? 志望校合格?)という目的がはっきりしていないと、なかなか成果が得られない場合が多いので、まずはお子様と対話することが重要だと私は考えます。
 

群馬県の家庭教師利用者は全国でワースト5の事実

 
群馬県では家庭教師を利用している生徒の割合は全国でワースト5に入ります。東京では幼稚園から家庭教師サービスを利用しているご家庭も多いですが、同じ関東圏なのに東京都と大きな差があります。
 
なぜでしょうか。
 
理由は2つあると推測します。
 
1つ目は群馬県内に於いての家庭教師サービスの知名度の低さ。群馬県で家庭教師と言われてパッと思いつくのは面白いCMを流している『家庭教師のトライ』でしょうか。それ以外はなかなか直ぐには思いつきません。
 
2つ目は学習塾が盛んだということ。家庭教師の名称が思いつかなくとも、学習塾の名前ではいくつか思いつくことが可能です。それだけ学習塾の知名度・人気が大きいということだと思います。
 
家庭教師サービスを推進している私としては何とか群馬県内で家庭教師サービスの認知度を上げたいですね。一度体験していただければ、家庭教師サービスの良さを実感していただけると思うのですが、なかなか難しいですねー。
 
では最後に家庭教師のメリットを書いてこの記事は締めたいと思います。
 
家庭教師のメリットはズバリ、基礎学力を身につけつつ、自分が望めば望むだけの高見に登って行けるところにあります。
 
あ、わかりづらいですかね(汗
 
こんなエピソードを紹介します。
 
私が昔、ある塾で非常勤講師をしていたときの事です。英語が苦手な生徒さんにまずは文法の基礎である5文型の説明をしたところ、授業が終わってから塾長に呼ばれました。
『教え方が間違ってたのかな? いや、そんなはずは……』なんて思っていると、塾長に言われたのはこんな言葉でした。
 
「今の生徒には文法的な事を教えると混乱して余計解らなくなる」
 
私は未だにあの塾長の言葉が理解できません。むしろ私の考えは全く逆です。
 
5文型が解らなくて英語なんて解るわけがありません。更に言うと、中学英語は何とか乗り切れたとしても、絶対に高校英語には着いて行けなくなります。そのぐらい分法の基礎を固めるのは重要です。
 
ネイティブで英語を話せる人が日本の英語の文法テストをやると、あまり点数を取れないという話を聞いたことがありますが、これは文法の基礎ができていないからです。英語が話せる=日本の英語のテストで良い点を取れる、ということでは決してありません。
 
S-PROJECTで言う基礎とは決して簡単な事を言っているのではないのです。高校受験のみならず、その先の大学受験をも見据えての基礎学力を教えて行きたいのです。基礎をしっかり固めることができれば、これから変わっていくであろうセンター試験や私大の問題にも柔軟に対応できるはずです。
 
逆に必要ならば中学一年生にも高校生レベルの事も教えていきます。
 
これがS-PROJECTの基本姿勢です。
 

坂本 享一

坂本 享一

某証券会社に入社した後、フリーランスを経て家庭教師・塾講師を長年行っています。この度、『勉強が解かる喜び』をモットーにした家庭教師S-PROJECTをスタートさせました。
ビリヤードが好きな陽気なおっちゃんです。