ドクターX(5season)最終回に学ぶ受験生の心構え ~  「私…失敗しないので…」       


2017.12.15

コラム受験家庭教師

昨日ドラマDoctorXが最終回でしたね
 
まぁ……ドラマなんて見ている暇がないと言うのが君達の本音かもしれませんですかね
 
この時期にドラマの話なんて聞きたくないかもしれませんね
でも今回はチョッとこのドラマについて書きたいと思います
 
 

 

医師としての能力は極めて高く、患者の周辺状況などから事前に容体の変化などを想定する洞察力も併せ持つ大門未知子が主人公なのですが……
「私、失敗しないので」と医療ミスは絶対に起こさないとたびたび宣言している暗黙の了解とされる教授の下働きや付き合いを「いたしません」の一言ですべて拒否し、他者とは決してつるまぬ一匹狼ぶりと歯に衣着せぬ発言で、大学病院内での組織の一員としては嫌われやすい方針を貫いている
医師免許を持っていなくとも出来る作業は、雑用はおろか握手まで断る
 
手術外では傲慢でいい加減な面が目立つが医師としての責任感は人一倍強く、「失敗しない」と度々言うのは「患者は一度失敗されたらその時点で終わり」という信念から、自らの退路を断つための行為である
 
履歴書に趣味、特技共に手術と書くほど「三度の飯よりオペが好き」な外科医
 
「病人が嫌い」で「手術して患者を早く治したい」という考えから医師になった大門は、治療の際にはどんな患者であっても、その回復を常に第一に考える
 

その神がかり的な実力を何度か院内政治の道具として利用されそうになるが、そのような場合、オペは可能であっても「出世の手伝い、いたしません」と言って拒む
特に純粋な治療目的以外のオペを毛嫌いし、患者を選挙の道具にした者に対しては「手術なめんな!」と怒鳴った事もある
 

主人公のモデルとなった人物は、柔道家の松本薫
 

 
最初、どんなヒロインにするか迷っていた脚本家の中園が、ちょうどその頃開催中だったロンドンオリンピックで、柔道では日本人唯一の金メダリストとなった松本がテレビ番組とのインタビューで、「私、ミスはしないの」ときっぱり答えていたのを見て、”スーパー外科医”のイメージが立ち上がっ

てきたという

 
 
大体はこんな感じのドラマですが……
と言ってもドラマを観ていな人にはなかなかピンとこないかもしれませんね
 
今回なぜこのドラマについて書いてみたか……
それは最終回大門未知子が若い外科医に対して言った言葉がS-projectが君達に言ってきた言葉と同じに感じたのです
 
『外科医の手術の腕は最初のトレーニングで決まる……どれほどの熱意を以て手術を学ぶか……どれほど上手い外科医の手術を観るか……川の水の流れるように基本手技を反復し美しい最終術野作る……それが理想の手術……そして一番大事なのどんなに厳しいオペでも決して患者を見捨てないこと……』
 
 
君達がどれほど真剣に勉強と向き合うか……基本的問題を繰り返し解くことが大事か……そしてどんな難しい問題でもあきらめる事無く立ち向かうか
 
これは勉強に限らず、人生に於いても重要な事なんです

坂本 享一

某証券会社に入社した後、フリーランスを経て家庭教師・塾講師を長年行っています。この度、『勉強が解かる喜び』をモットーにした家庭教師S-PROJECTをスタートさせました。
ビリヤードが好きな陽気なおっちゃんです。