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受験の時 解答の文章の書き方

受験の時 解答の文章の書き方

文章を書く時の心構えと注意点

 
 

視覚的に優位に立つ

 
文章は視覚的に読みやすくなくてはいけません
 
字を丁寧い書くことは勿論ですが、句読点の打ち方、改行の仕方、1センテンスの長さなど文章に関係ないような事も重要になります
 
採点される人、すなわち第三者が読むのですから読みやすいのに越した事はありません
 
読みにくいと思いながら読まれるのと、読みやすいと思いながら読まれるのとでは伝わり方全く違ってきます
 
 

文章のみで相手が理解できるように完結させる

 

『話題を提示する』
    ↓
『主張を提示』
    ↓
『主張の理由を書く』
    ↓
『主張を繰り返す』

 
この様な感じで論理的な流れを意識して文章を完結させていくのがベストです
 
『起承転結』は文章を書く時の基本です
 
しかし、試験には文字数制限されることがほとんどです
 
なので、まずは何を重点的に書くか…書きたいかをハッキリさせてから書き始めましょう

 

主張を伝える時は「理由」も述べるのが鉄則だと言う事は忘れてはいけません
 
 

主語と述語をハッキリさせる

 
文章を書く時は常に、主語と述語の関係を意識しながら書く事が大事です
制限時間があるなかで慌てると、主語と述語の関係が不明瞭になりがちです
 
主語と述語が、チャンと対応しているか念頭に入れながら文章を書きましょう
 
 

接続詞は重要

 
論理的文章を書く場合、文と文の繋がりが重要になります
論理的文章は1文と1文の関係が接続詞で明確化されます
 

<イコール関係に使われる接続詞>  「つまり」 「すなわち」 「要するに」など
 
<逆接の関係に使われる接続詞>    「だが」  「しかし」  「ところが」など
 
<因果関係に使われる接続詞>    「そのため」 「したがって」など

 
 

文章の設計図

 
試験本番で文章の設計図を作るのは無理ですが、普段からそういった練習を積む事が重要なのです
 
例えば
 

<自分の意見>→何文字
 
<その理由>→何文字
 
<違う意見の提示>→何文字
 
<違う意見への反証>→何文字
 
<結論>何文字

 
このような訓練を日頃からしていれば、試験本番で文字数制限が与えられたとき、瞬時に自分の書きたい文章の設計図が頭に浮かびます
 
 

 

文書を書く時は自己満足ではいけません
 
その書いた文章は誰かに読んで貰うものだということを絶えずに意識しましょう
 
字も上手い、下手、は関係なく分かり易く書きましょう
 
自分の考えている事を正確に読んで貰う人に伝える努力は必要なんですよ

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坂本 享一

某証券会社に入社した後、フリーランスを経て家庭教師・塾講師を長年行っています。この度、『勉強が解かる喜び』をモットーにした家庭教師S-PROJECTをスタートさせました。
ビリヤードが好きな陽気なおっちゃんです。

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