勝海舟の言葉『行蔵は我に属す、 毀誉は他人の主張』 この言葉を噛みしめて自分自身で決断しろ


2022.06.04

コラム勉強法勉強論

みなさん!
 
いよいよ6月になりましたね
新学期の緊張感もとれ…
生活にも慣れてきたところですね
どうですか…?
生活のリズムはでてきましたか?
 
リズムが出て来たならそれに越したことはありません(^^♪
 
生活のリズムが出来る事は…君達自信がいろいろな取捨選択を無意識に繰り返してきた結果なのです
 
そしてこれからせっかく出来たリズムを変えざる負えない状況に出くわす事がいろいろでてくるでしょう!
 
そんな時…是非この言葉を思い出してください
 
自分も受験生の頃…この言葉に出会い…今になっても何故か忘れない言葉です

 
勝海舟が福沢諭吉に送った手紙の中で使った言葉です
 
最近…岸田総理がこの言葉を使いチョッとガッカリしたのですが…(-“-)
 
 

「行蔵は我に属す、 毀誉は他人の主張」

 
 
出処進退は自分が決める、

それは他人の承認を受ける筋合いのものではない、といった意味で…
これは勝海舟が旧幕臣でありながら、明治新政府に出仕したことを福沢諭吉が難じた時に、彼への返書の中で述べた言葉だ
 

「行蔵は我に属す。
毀誉は他人の主張。
我に与らず我に関せずと存知候
各人への御示し御座候とも毛頭異存之無候
御差越の御草稿は拝受いたし度、御許容可被下候也」
(原文)

 
 

「出処進退はその人が自己決定することである。
その成否や理非を論じるのは他人の仕事である。
私のことはこう評価してください、と他人にあれこれリクエストする筋のものではない。
私への批判の文章、じゃんじゃん世間に発表してくださって結構。
でもいただいた草稿はなかなか面白いので、このままくださいね。」
(内田樹訳)

 
 
さて…
これを君達受験生向けに意訳するとすれば…
 
自分で決めた事は、他人に何と言われようと関係なく実行していく
そして、自分の目標に向かって突き進んでいく
例えその目標が他人には無理だと思えても自分には関係ない
途中…試験結果が悪くてもその結果を受け止めて目標に向かって前進していく
そして更なる努力をして行く
このことに関して周りの人間の言葉は関係ない
 
そしていよいよ目標変更するのであればなんの恥じる事はない
 
それも君自身が決めたことなのだから…
 
 
 

坂本 享一

某証券会社に入社した後、フリーランスを経て家庭教師・塾講師を長年行っています。この度、『勉強が解かる喜び』をモットーにした家庭教師S-PROJECTをスタートさせました。
ビリヤードが好きな陽気なおっちゃんです。