イニシャルD『藤原文太』の教育…追記


2020.10.18

家庭教師

先日…『イニシャルD藤原拓海…の父藤原文太こそ理想の教育者』でブログに書いた事なのですが
何か…反響が良いみたいなので…
もっと具体的に今日は書いてみたいと思います

 
自分が…強いては…s-projectが目指しているところは生徒個々の地力upです
 
『地力なのです』

 
君達は今や足し算…引き算…掛け算…割り算…などの試験があれば間違いなく満点を取れるでしょう
さて…その地力はどうやって身に付けたのでしょう?
 
あまり遠い昔過ぎて思い出せませんか?
 
おそらく身に付けた足し算…引き算…掛け算…割り算…を駆使し色々な問題を解いてきた事によって現在に至っていると思います
 
要は覚えたことを当たり前の如く駆使することによって新たな目の前の問題を撃破してきたのです
 
こうなってこそ初めて君達の地力になったと言う事なのです
 
そんなの当たり前だと思う生徒もいるでしょう
 
ではここで…
三角形の面積を求めるのに
底辺×高さ÷2は当然知っていますよね?
 
でも君達はこの公式を知ったとき…
最後の÷2の意味まで意識したことがありますか?
 
この意味を知れば…三角形の面積を求めるのにこの公式を知らなくてもと思いませんか?
 
これこそs-projectでは地力と呼んでいるんです
 
君達は…特に試験で得点をソコソコ取っている生徒…
新しい公式などを覚える事に頼っていませんか?
そして新しい事を覚える事=試験に勝てる
などと考えがちになっていませんか?
 
これが君達が実際の本番で失敗する原因のTOP1だと自分は考えるのですよ!
 
自分が使いこなしていると思っている公式でも…
実際にはその意味も理解していないで、ただ単に数字を頭に入れているだけなのです
そうしていざ本番の時役に立たないことが多いのです
 
要するに地力とはどんな難問も基礎知識を駆使して解くものなのです
この作業に慣れていない生徒は…変化球に弱いのです
 
 
ここで本題に入りますが…
藤原文太が86のエンジンを乗り換えようとした時の条件は…
拓海が負けることだと言っていました
 
どいうこと?
 
と…考えますよね~
 
藤原文太にとって息子がストリートファイトで勝ち続ける事なんてどうでもいいことだったんです
もっと先に目標があると言う事なんです
そのためにはもっと重要な事があると言う事を息子に身に付けて欲しい事だったんです
 
今の86のエンジンの能力を限界まで 引き出し…
それでも勝てない…
 
その悔しさを思い知ることで新しくより高い能力のエンジンの有難さがわかるのです
 
 
勉強でも同じ事が言えます
 
自分の現在もっている能力をフルに使ってみてください
それでもどうにもならない…時間がかかる…
限界を感じる
その時やっと新しい扉を開けるのです
 
そうすれば新しい知識の有難さ…使い方などが初めて理解でき地力になるのです

 
 
 

坂本 享一

某証券会社に入社した後、フリーランスを経て家庭教師・塾講師を長年行っています。この度、『勉強が解かる喜び』をモットーにした家庭教師S-PROJECTをスタートさせました。
ビリヤードが好きな陽気なおっちゃんです。