昨日次のような記事を目にしたのでチョッと抜粋してみました
この記事をを読んで、みなさんの意見はどうでしょう?
暗記する事が少なくなって良かったなどと考える受験生はいないと思いますが……(いたとしたら論外です(^^;))
この記事を整理して重要な点を考えて行きたいと思います
まず、大学入試に必要な日本史に出て来る用語は3400~3800あるんですね
これを多いと考えるか、少ないと考えるかは個人によって違って来ると思いますが…
S-projectは歴史の勉強は大学受験に照準を合わせるように常々言ってきましたが、6年でこの用語を暗記するのはそんなに難しいことではないと考えます
ただ、もう一つS-projectでは、用語の暗記が重要なのではなく、なぜ?どうして?を考えて勉強する事を推奨してきました
用語・単語・固有名詞を丸暗記するのではなくその時代、その周りの中で果たした役割などを考えながら暗記していく事が重要なのです
そう考えた場合…
武田信玄自体、歴史上の意味は大きくないかもしれません
しかし、戦国時代に於いて武田信玄の存在自体が大きな意味っを持っていると自分は考えます
戦国時代、最強の武田の騎馬軍団が歴史の中心にあった事は間違いないのです
更に坂本龍馬も同じ事が言えるのですが、この時代世界に目を向けていた日本人はどれだけいたのか?
そもそも『日本人』と言う概念を持っていた人物がどれだけいたのでしょか?
この世界の中の日本を意識した結果、明治維新が成し遂げられたのではないでしょうか?
確かに暗記偏重の受験はどうかと思いますが……その暗記の仕方次第で、暗記そのものに意味を持ってくると思います
要は勉強の仕方なんだと思います
歴史は過去を学ぶ学問であると同時に未来への指針を学ぶ学問であると言う事を念頭に入れておけば、用語の数など大した問題ではないのです