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「オタク」に見習う勉強法

「オタク」に見習う勉強法

オタクって?

 
オタク……あまり良いイメージでは受け取られませんね
基本ネガティブな言葉ですよね
 
ところで、オタクの定義って……何ですか?
 
オタクとは、自分の好きな事柄や興味のある分野に、極端に傾倒する人を指す呼称。 アニメ、漫画、玩具、映画、コスプレ、ゲーム、アイドル……。 さまざまな大衆文化があるが、そのような特定の趣味の対象および分野の愛好者、ファンを指す語として使われる
 
「オタクとは何か」という定義は、未だに確立していない
その時々により、また論者によりその言葉が意味するものが一定ではない
俗には、萌えや秋葉系といったキーワードと強く結び付けられ、辞書的には、ある趣味・事物には深い関心をもつが、他分野の知識や社会性に欠けている人物として説明される
 

ところが、評論家の岡田斗司夫はオタク文化を創作作品の職人芸を楽しむ文化としてとらえている
岡田によれば、1990年代頃からは否定的な意味は薄れ、肯定的に用いられるようにもなったという
なにかの趣味に強いこだわりをもつ人物という意味でも使われる

 
この意味では、こだわりの対象に対して、所得や余暇時間のほとんどを費やす「消費性オタク」と、「自分の趣味を周りに広めたい」「創造活動をしたい」と考える「心理性オタク」とに分類される
 
 
ザっと「オタク」についての概念について書いてみましたが…
 

オタクの勧め

簡単に要約するに自分の好きな事、興味がある事にはトコトン掘り下げて追及する人々が「オタク」なのではないのでしょうか
これって素晴らしい事なのではないでしょうか?
少なくとも何となく生活ををしているよりも全然マシです
 
例えば好きなアニメがあるとします
そのアニメの作者や声優または制作会社を調べます
そしてその好きな作者の別の作品を調べたりししています
こうして、オタクの知識は深く、広くなっていくんですよ
 
とにかく、オタクと呼ばれる人達のその分野での知識はかなりコアな部分まで至っています
 
諺で「好きこそ物の、上手なれ」とありますが…これを実践しているのが、オタクです
 
このオタクのエネルギーはすごいです

 

自分の経験上、このオタクのエネルギーが勉強に向いた時…爆発的に学力がアップするケースを良くみかけます
 
オタクとまで行かなくとも…

例えばギターが好きで、普段は勉強もソコソコにギターを弾いていた生徒がいます
受験生と言う立場上、「勉強にも少し力を入れないと」と、自ら考えた生徒なんかも伸びしろがあるんですよ
 

要するに、オタクとかそこまでいかないまでも何かに集中してきた生徒は、集中する事自体に慣れているんですよ
そして、学ぶ事に対してのプロセスが解っているんです

 
それに比べると何となく学生生活をしている生徒は、イザとなった時の瞬発力に欠ける傾向があります
 
興味を持ち何かに真剣に取り組む事は大事な事なんです
 

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坂本 享一

某証券会社に入社した後、フリーランスを経て家庭教師・塾講師を長年行っています。この度、『勉強が解かる喜び』をモットーにした家庭教師S-PROJECTをスタートさせました。
ビリヤードが好きな陽気なおっちゃんです。

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