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完璧主義者は折れやすい!  今の自分を見つめろ!~今の自分の出来る事を確実に!~

完璧主義者は折れやすい!  今の自分を見つめろ!~今の自分の出来る事を確実に!~

挫折し易い人の特長

 
例えば…
新学期に教科書をもらいますよね
そして、大体の生徒は初めにきれいに折り目をつけて少しは大事に使おうと心掛けるると思います
その意気込みは皆さん一緒なんですよ
確かに新しい教科書……テンション上がりますよね
ついでに言わせてもらいますと、新しいノートもテンション上がりますよね
この事自体は至極当たり前の事で決して悪い事ではないです

ただ、良く考えて下さい
 

生徒の目的は教科書をきれいに使う事ではなく、中身を確実に学んで行く事が大事なんです
 
ノートも自分に解り易いようにまとめて書き留めて行くものなんです
 

 
この当たり前の事をしっかり理解する事が最も大事な一歩なんですよ

なんで、こんな当たり前の事を改めて書いているかと言うと
 
きれいに教科書を使うとか…
きれいにノートを書くとか…
が、目的になって教科書が古くなっていくに従ってやる気が落ちて来るとか、納得行くノートが取れなくなって段々とやる気が落ちて来るというのが大体のお決まりのパターンなんですよ
 
 
このような生徒の特長は基本真面目な完璧主義者なんです
 
そして……完璧主義者こそが挫折し易い人なんです
 
 
完璧主義者の特長

・わからないことはすべて解決しないと気が済まない
 
・できるだけ早く結果を出したい
 
・一冊目に分厚い参考書を購入する

 
つまり完璧主義者は完璧でなければ無意味だと考え、少しでも挫折すると投げ出してしまいがちなんです
多少思い通りにならなくても継続できる生徒こそが成果が得られるのです
 

 
 

挫折しない為のコツ

では挫折しない為のコツはどうすればよいのか?
 

 
背伸びせずに段階を踏むこです
 
自分が理解できるレベルの参考書を選んでください
 
この段階の目標はこれから学ぶ分野の雰囲気を用語に触れることです
そして、何となくでも雰囲気が感じられたら、理解できようができようが、できまいが、最後まで通読してましょう!
多少解らない事があっても読み飛ばして、ドンドン先に進みます
(この時蛍光ペンなどは使ってはいけませんよ…マーカーだらけになってしまいますから(^^))
 

そして通読できたらこれからが勝負です
 
もし、一回通読しても全体像が見えてこなかったら、何度で通読を繰り返しましょう
決して焦ってはいけません
 
これから学ぶ全体像が何となくでも解ってきたら、今度は最初に戻り読み込んで行くのです
 
そしてこの一冊を極める位の意気込みで取り組みましょう
 
この時は自分の理解を深めながら、マーカーや付箋なども駆使して自分に解り易い参考書を仕上げて行きましょう
 
この様に教科書や参考書を理解出来たら、問題集で実践に臨んで行きましょう
 
そして解らない問題が出てきたら自分が使い込んだ教科書や参考書に立ち戻ってより深く掘り下げて理解を深めましょう

 

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坂本 享一

某証券会社に入社した後、フリーランスを経て家庭教師・塾講師を長年行っています。この度、『勉強が解かる喜び』をモットーにした家庭教師S-PROJECTをスタートさせました。
ビリヤードが好きな陽気なおっちゃんです。

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