s-projectはこの計算力を上げる事を徹底していきます
計算なんてと思う生徒は実際多いんです
確かに計算は基礎中の基礎ですが
たかが計算…されど計算なんです
具体的に言うと東京の中学生と群馬の中学生の大きな差はこの計算力と言っても過言ではありません
何せ、中学受験を経験してきている東京の中学生と基本中学受験を経験してきていない群馬の中学生ではかなりの計算力の違いがあって当たり前なんです
どれだけ時間をかけたか、どれだけ問題量をこなしたかで計算力は上がってくるもんなんです
ですから、逆に群馬の中学生は「伸びしろ」が大きいのです
計算力はやればやるだけupするんですから…
計算力に不安がある生徒はまず中学1年の「正の数と負の数の四則計算」に戻って問題をたくさん解いてください
約数・倍数・正の数・負の数・など単純な四則計算はとにかく慣れることが大切なのです
S-projectでは授業の始めに計算問題をやり頭を回転させてから授業に入るのはおきまりのパターンにしています
高校受験の数学の過去問題を観てください
間違いなく最初に簡単な四則計算が出題されています
これは「皆さんに頭を動かしてくださいよ」と言う出題者のメッセージに思えます
また、先のブログでも書いた事なんですが少数、分数の計算で迷子になるケースが多いのでその分野だけの初級レベルの計算問題を短期的、集中的にやることも効果的です
中学生にもなって、初級的な問題をやる事は凄く遠回りをしているような気がして焦る気持ちもあるでしょう
しかし、この「焦りに堪える」事もS-project目指す目標なんです
この焦りに勝手、地道な計算問題をこなしてきた生徒は間違いなく計算力は上がっています
更には頭の中には数字と計算の関係性まで無意識のうちに刷り込まれています
(この部分については長くなるのでここでは書きませんが…)
小学生の算数では、「足し算」の練習をしてから「掛け算」練習をすると計算速度が上がって正解率も上がると言われています
更には「引き算」の練習してから「割り算」の練習をすると同じく正解率が上がるとも言われています
結論……
まず初級問題を解いて、少数と分数の足し算と引き算、少数と分数の掛け算と割り算、プラスとマイナスの符号、などの四則計算の決まりを徹底的に叩き込む事、
中学1年生の計算問題を自由自在にこなせる事が差し当たりのS-projectの目標なんです
弱点は自分で強化するしかないのです
中学2年生では、文字式の計算が本格化してきますが分数の計算を得意にしておけば、何の問題もありません
中学3年生では平方根を含む式計算、式の展開と因数分解、2次方程式など少しハードルが高くなってきますが、高い計算力さえ身についていれば楽々と超えられる問題なんです