さぁ…新学期が始まりましたね!!
これから心機一転自分を変えるチャンスです
ただ…学年が変わっただけで自分は自分と考えている人も多くいるかも知れませんが…
ただそう思う人も自分を見つめ直すチャンスであることは変わりありません
今日は精神論に近いことを書いていきたいと思います
そこで取り上げたいのが『葉隠』という書物です
現在どちらかというとビジネス書として取り上げられることが多いですが…
この精神論は 受験生が勉強に取り組むのにもかなり役に立つと思いますので…
いくつか役に立ちそうなものを紹介していきたいと思います
葉隠とは、江戸時代中期(1716年頃)に書かれた書物
藩主に仕える者の心構えと、佐賀藩の歴史や習慣に関する知識がまとめられている
全11巻の葉隠のエッセンスをテーマ別に編集し、葉隠の入門書として昭和48年に発行されたのが本書
「武士道といふは死ぬ事と見付けたり」という有名な一節に代表されるように、武士の心構えを説いた名言も数多く記載されており、武士道を理解する上での必読書と言われている
現代に通じる考え方も多く、過渡期を迎えている現代人のバイブルになり得る名著
一瞬、一瞬と積み重ねて一生となる
まさに現在の一瞬に徹する以外にはない。一瞬、一瞬と積み重ねて一生となるのだ
今を全力で生きるってことだ
人生を、線では無く点で捉えようという考え方
今という瞬間を全力で生きることで、後々振り返ると良い人生だったなと思える
そういう生き方が出来たら、最期には「幸せな人生だった」と言えるんだろうなと思います
過去の失敗や未来への不安に囚われている方は、ぜひ参考に…
いざというときは、いまである
いまというときが、いざというときである。いざというときは、いまである。
やらない理由を考えるのは、もう辞める
「時間ができたら」「いざとなったら」そう考えていても、チャンスは永遠にやってこない
時間は自分で作るもの、いざという時は今だ
みんなチャンスだと気づいていないだけで、本当は今この瞬間にも成功へのヒントは転がっている
できない人は、覚悟が足りていない人で、結局決断を後回しにしているだけ…
一念発起すれば天地をも貫き通す
何事でも不可能ということはない
一念発起すれば天地をも貫き通すという
だから、できないのではない
「できない」と思ったら、本当にできなくなるんです
人間が想像できることは、大抵実現できると言われている
できるかできないかは自分の心が決めること
せっかくなら、自分の可能性は自分自身で信じてあげたいですよね。
年長者を敬うこと
年功を経た者の話などを聞くときには、たとえ自分が知っていることでも、十分に尊敬して聞くことだ。
年長者には、私たちに見えていないことが見えている
年長者を敬うという考え方は、武士だけではなく、全ての人が取り入れるべき考え方
年長者の話している内容が理解できない時は、若者には見えない何かが見えているのかもしれない
それは、今まで積み重ねてきた経験や、長年の勘からくる場合が多い
今は理解できなくても、ふとした瞬間に腑に落ちることがあるんですよ
年寄りの戯言だと思わずに、尊敬の念を持って心に留めておきましょう。
他人の意見を聞く
人よりすぐれた境地を得ようとすれば、自分のすることについて、他人の意見を聞くことである。
自分1人の考えには限界がある
他人の意見を素直に受け止め、良いと思った箇所は積極的に取り入れていこう
自分1人の考えだけでは、意見が偏ってしまいますし、必ずしも良い考えが浮かぶとも限りがある
人は、他人の意見を取り入れた分だけ、凡人より一段高い所に行くことができるのです