みなさんもこの話は聞いたことがあると思います
たとえば実際、君たちが1から10までの数字をすべて足した答えは?と言う問題が出された時どううしますか?
この位でしたらば力技で順に足して行き55という答えに辿りつくのではないのでしょうか
しかし、1から100までの数字の和と言われたらどうでしょう?
なかなか力技で答えに辿り着くのは大変になりますよね
その時初めて賢明な君達は、何か法則を見つけようとするのではないでしょうか?
残念ながら天才ガウスみたいにいきなりこの答えの導き方を思いつく人はそう多くはないでしょう
でも、考えれば答えに繋がるいくつかの方法を見つけられる思います
これが、勉強の基本なのです
数学は結果は勿論ですが、答えに辿り着く過程も大事なのです
実際、高校生になると答えだけ合っていても正解にはなりません
答えに辿り着く過程が採点の対象になるのです
逆に言うと答えが間違っていても考えの過程が合っていれば部分点はもらえるのです
それ程数学に於いて過程こそ重要なのです
ですから、普段数学を勉強するときは答えに辿り着くいくつかのアプローチを考える癖をつけください
まず、
そうすることによって、一つの問題を多角的な方向から考える癖を身に着ければ難問にぶつかっても色々な方向からアプローチを試して必ず答えに辿り着く事ができるでしょう
更には実際の試験に臨んだ時、出題者がどのような意図でこの問題を出したのか、そしてどのようにこの問題を解いて欲しいのかまでが観えてくるんですよ
S-projectは生徒みんなをこのレベルにまで引き上げて行く事を最低目標としています