人は「初めてのこと」や「経験回数が少ないこと」など、未知のものと遭遇するときに緊張を覚えます
試験などであがってしまい、普段は解る問題もできないとか… 何とか解けても普段以上に時間が掛かってしまうとか… 普段しないようなケアレスミスがふえてしまうとか…
その原因はなんだったのか考えてみましょう
たいていの場合は『準備不足』です
勉強の下準備が出来ていて、自信を持てる状態を作る、何度も何度も復習を繰り返すなど、そうした事前準備が完全であれば、緊張も多少は自信に替わったのではないでしょうか
たった5分のプレゼンに数百時間の準備を費やすジョブズ(アップル社の共同設立者の一人)
あなたも一度、本当に『心の底から十分だ』と思える準備をしてから試験に挑んでみてはどうでしょう
それで成功を繰り返せれば、次への自信にもつながります
苦手意識から発生する緊張はかなりの割合を占めます
例えば野球を例に挙げて具体的に説明してみましょう
普段通りの野球をしようと心掛けていても、苦手意識を持った時点で普段通りに試合に臨めなくなります
苦手だという無意識の意識がある為です
試合前は色んな事を考えてしまったり、普段やらない事を試してみたり……
更に試合中、リードしている場面でもこんなはずはないとか勝手に意識したり……
こんな状態は勝てる要素を捨てて試合をしているのと同じです
前にも書きましたが、義務教育で苦手意識を持つような難しい教科はありません
苦手=勉強不足だと肝に銘じておいてください
今度はチョッとザックバランな感じで、意識している人と2人きりというシチュエーションを考えてみてください
距離を近づけるチャンス
なのに、緊張してしまって汗ダラダラ。どもってしまって上手いことも言えない
そんな経験ありますか?
それはあなたが実力以上のものを出そうとしているからです
異性を魅力的だと思えば思うほど、背伸びをしようとしてじっさいの実力との差分が緊張につながります
その女性に 自分の実力以上に、良い 男性として認めて欲しいという気持ちがあるんですよ
だから、緊張します
試験に置き換えて考えると、実力以上の結果を望んでいる状態ですね
「実力以上のものは出せない」と割り切って、逆に「今の実力を出し切る」と発想の転換が大事です
ここで知っていただきたい事は、一言で緊張といっても、適度な緊張感というものは、良いパフォーマンスをするために必要不可欠であるということです
緊張によるアドレナリンの分泌は、集中力を極端に高め、パフォーマンスを大きく向上させます
敵だと思っていたアドレナリンは実は味方だったのです
「緊張している!」
その緊張感に耐えられず、不安になったりすると身体はもっとアドレナリンを出そうとしてしまい、結果…あがってしまいます
ですから緊張を感じたら、「重ねてきた努力は味方についてくれているんだ」と安心してください
そう考えることが最適なパフォーマンスを発揮するための第一歩です
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