昭和の時代…スポーツの世界では根性論が占めていた
立てなくなるまでのうさぎ跳び…倒れるまでの走り込み…挙句の果ては怪我をしても根性でなんとかしろ…などなど
今の時代ではコンプラに引っかかるものばかりだ…(-“-)
今では根性論など非科学的な精神論としてしか取り上げられなくなっている
しかし…根性論が悪いものなのか…
「根性論」とは、苦難に屈しない精神や気力があれば、どんな困難も乗り越え、目標を達成できるという考え方で…あまりにも精神論に偏り過ぎていて具体的な行動指針を欠き、時代遅れな価値観と見なされることもある
でも…困難な状況を経験する「物語性」を持ち、目標達成の原動力となる強い気力は、失敗を恐れずに挑戦し続ける力を育むものと考えれば捨てたものではないのでは…
と、言う事で本日は根性論について考えていきたいと思う
「根性」の定義:辞書には「物事を最後までやり抜く精神・気力」とあり、強い精神力や不屈の精神を指す
考え方:物質的な限界も精神力で乗り越えられると信じ、困難な状況でも「絶対にやり遂げる」という信念を重視する
時代遅れな価値観:現代社会、特に若者には「具体性や効率性を重視しない」と受け止められ、否定的な意見も多いと指摘されている
肯定的な側面:「努力と根性の違い」の文脈では、具体的な努力の後に、目標達成への挑戦を諦めない「根性(強い気力)」が重要だとされることがある
否定的な側面:Z世代が重視するタイパ(タイムパフォーマンス)を損なう具体的な行動指針を欠いた抽象的な指導であり、モチベーションを下げる原因になるとも言われている
「根性理論」への進化:単なる精神論ではなく、失敗を恐れず挑戦し続ける原動力として、現代的な解釈を加えることで有効活用できるという意見もある
「根性」と「理」の両立:根性(挑戦の原動力)と、具体的な行動や戦略を裏付ける「理(理論・理屈)」の両輪をバランスよく持つことが重要だと考えられる
多くの人が嫌う「根性論」が、それでも成功に必要かもしれない
「根性論」が嫌われる理由として挙げられるのは、論理的ではない点。
「根性論」は、「とにかく頑張れば、必ず乗り越えられる」といった考えがベースにある
しかしそう断言するものの、裏付けするデータや根拠がなく、納得感に欠ける
根性がない…の言い換えには、「打たれ弱い」「すぐにめげる」「気が弱い」「意気地がない」など、精神的な強さや忍耐力に欠けることを表す言葉がある
また、行動の継続性がないことを指す場合は「飽きっぽい」「三日坊主」「長続きしない」などが使われる
根性がある人の特徴は、困難にめげずに粘り強く取り組む、最後までやり遂げる強い意志を持つ、前向きでポジティブな言動をする
責任感が強く真面目であるといった点が挙げられる
また、目標達成のためには努力を惜しまず、失敗を恐れずに挑戦する不屈の精神を持っていることも特徴だ